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そもそもコーチングって何? コーチングを分かりやすく解説します

そもそもコーチングって何? コーチングを分かりやすく解説します

コーチングという言葉を耳にしたことがある人は多いと思います。
しかし、言葉を知っていても意味を理解している人は、それほど多くないと感じています。
『コーチングって何だと思う?』と尋ねると、多くの人が『アドバイスとかもらえるんだよね』と返ってきます。

これは、たまたま私の周りにいる人がそうなのでしょうか?

そうではないと私は感じています。
今回は、『コーチングって何?』を分かりやすく解説していきます。

1.そもそもコーチングとは・・・

クライアントさんの中に気付きや変容を創り出すことです。

変容を別の表現で言うならば、クライアントさんの内側に何かの決断(コミットメント)が生まれたり、責任感がより増すことです。
その結果、モチベーションが上がり、やる気が湧いたり、満ちあふれてくるという状態になります。
場合によっては、『直ぐに○○をしたくなりました』という状態に変化したりします。

2.コーチング中にコーチがすることは・・・

コーチング中、コーチはクライアントさんに対して、問い掛けしかしません。

クライアントさんが持ってきたテーマ(お題)について、いろいろと聴き、それに対していろいろな角度から問い掛けをしていきます。
そして、その問い掛けに対してのクライアントさんの答えから、更に問い掛けをしていきます。
例外的にアドバイス等をクライアントさんから求められた場合は、それに応じるときもありますが、基本的には問い掛けしかしません。

加えて、コーチがクライアントさんを見ていて、思うことや感じることを伝える場合もあります。
コーチは、クライアントさんを注視し(キャリブレーション)、クライアントさんから出てくる言葉以外の情報(非言語の情報)をよく観て感じ取り、思ったことをクライアントさんに伝えたりします。
例えて言うならば、皆さんが服装をチェックする際に鏡の前に立って確認することがあると思います。
鏡の前に立って見てみると、ちゃんと整っているとか、襟がおかしいとかが、分かったりします。
コーチング中、コーチはクライアントさんの鏡になって、クライアントさんの見える状態、感じる状態を伝える(フィードバック)のです。

3.コーチング中にクライアントさんに起きることは・・・

コーチング中、クライアントさんの内側では、いろいろなことが起きています。

クライアントさんからしてみれば、普段、そういった問い掛けをされた体験が余りないので、問い掛けの内容によっては、自分の内側(潜在意識)に答えを探しに行く場合もあります。
そうすると、これまで気付かなかったことに気付いたり、腑に落ちたりしていくのです。
そして、自分の内側(潜在意識)と思考(顕在意識)の一致感を感じたりする場合もあります。
逆に不一致感を感じることもあります。
また、自分が気付いていないことをコーチから伝えられる(フィードバック)ので、自分の知らない・分からない状態を知ることができます。

例えば、話の内容が非常に悲しいものなのに、クライアントさんが笑みを浮かべながら喋る場合があります。
話の内容とクライアントさんの表情に不一致感をコーチが感じた場合、コーチはそれを伝えて問い掛けます
『話の内容とあなたの表情に違和感を感じます。どうして笑みを浮かべながら話すのですか?』と。
この場合、クライアントさんは全く気付かずに話している場合が多いので、ハッとなることが多いのです。

4.コーチング終盤のクライアントさんの状態

いろいろな気付きや変容を重ねて、コーチング終盤には、クライアントさんの内側に何らかのスッキリ感だったり、モチベーションが上がったり、或いは楽になったり、開放された感覚になったり・・・いろいろな変容が起きた状態になります。
コーチング前と後とでは、クライアントさんの内側に何かしらの変容が起きるのです。
クライアントさんの心がクリアになっていると言えば良いでしょうか。

そんなあなたも一度、コーチングを試してみませんか?

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