主に経営者、又は経営幹部の方々（以下、経営者と称す）を対象としたコーチングをエグゼクティブ・コーチングと考えています。
それらの方々は、ご自身の組織の舵取りを担う役割があり、その内容は多岐に渡っています。
時には、誰にも言えない問題で悩んでしまうこともあるでしょう。
エグゼクティブ・コーチングは、経営者の皆さんをサポートするものであり、
経営者の皆さんが、よりイキイキとすることを狙いとしています。

テニスプレーヤーの大阪なおみさんを始めとして、多くのプロのアスリートが専属のコーチを付けています。
コーチは、技術的な面を教えるのと同時にメンタル的なサポートもしています。

では、何故、プロのアスリートはコーチを付けるのでしょうか？

答えはそれほど難しくないと思います。
それは、『より強くなるため』だと私は思っています。
『強い』というのは、単に勝負に勝つことではなく、その人間性や在り方など、『強い人』になるためだと私は考えています。
『強い人』というのは、自分の『弱さ』も素直に受け入れ、その自分を素直に認めている人だと私は考えます。

では、経営者の皆さんにとっては、何故、コーチを付ける必要があるのでしょうか？

私は、パーソナル・コーチングを行いますし、エグゼクティブ・コーチングも行います。
そんな私もプロのコーチを付けています。
私がコーチを付けていて良かったことは、心を整えることがより出来るようになったことです。
そして、心がよりクリアになっていることです。

私が扱ってきたテーマはこれまで色々とありましたが、ほんの些細なことでもテーマにすることもありました。
しかし、そのほんの些細なことを扱っても、大きな気づきが得られることがありました。
自分の中に在る何かしら大きなことと繋がっているのです。
そして、これはコーチにサポートしてもらわなければ、気づけなかったことだと思います。
心に気になることがあれば、それが時にはブレーキになったり、自らの決断を鈍らせたりすることがあるかもしれません。

経営者も人であることには変わりはありません。
役割が経営者であって、人なのです。
言い換えると、経営者の仮面を付けているのだと思います。

経営者の方々が扱うテーマは、ビジネスに関することが多いと思いますが、
それを深掘りしていくと、その人の価値観や観念に触れていくことになると思います。
そして、それらを扱うことにより、より大きな気づきを得ることになるでしょう。