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組織力向上を図りたい経営者の方、必見!!

組織力向上を図りたい経営者の方、必見!!

今回は、現在、私が携わったチームコーチングの事例を簡単に説明します。
組織力向上を図りたい経営者の方には、かなり参考になるかと思います。

あなたの組織はグループですか? それともチームですか?

組織力向上の話をする前に、あなたの組織はグループでしょうか?
それともチームでしょうか?

グループとチームの違いをハッキリと答えられる方は、そんなに多くないと思っていますが、感覚的に自分の組織がチームではないと思っている方は非常に多いと思います。

私がこれまでの経験からみると、多くの組織はチームではなくグループです。
係長や課長などのその組織のトップが引っ張っている感じです。
電車に例えれば在来線です。
先頭車両が一生懸命、後ろの車両を引っ張っている感じです。


グループとチームの違いは何か?

それは目指しているものの違いです。

最近までラグビーW杯が行われていましたが、日本代表ラグビーチームの目指しているものはただ一つ、勝つことでした。
グループが目指しているものは、そのグループに属しているメンバーそれぞれによって異なります。
別の言い方をすると、ベクトルが同じ方向に向いているかどうかです。
チームのベクトルは同じ方向に向いていますが、グループのベクトルはバラバラです。
当然、まとまり感にも大きな違いが現れます。

また、グループでは、リーダーは1人で、そのリーダーだけが頑張り目立っています。
そして、他のメンバーは、そのリーダーに付いていくだけです。
その結果、その集団のパフォーマンスは低いです。

チームでは、全員がリーダーシップを発揮し、メンバー全員が活躍しています。
その結果、その集団(チーム)のパフォーマンスは高いです。
そして、メンバー全員に『自分が源』という意識が非常に高い状態です。
『自分が源』という意識は、全ての結果は私が創ったという立場に立つことです。
他責にしません。
自分が創った結果と考えるならば、自分で創り変えることができるのです。
周りの人が何をしてくれるかではなく、あなたが周りの人の為に何ができるのか、そういう視点に立つことを『自分が源』意識と言います。

そもそもチームの定義は?

チームとは、
『特定の任務を成し遂げるために、必要な技能を持ったメンバーによって構成された集団であり、その共通の目標を達成するために個人の責任だけではなくメンバー全体の連帯責任を担う補完的なスキルを備えた小規模集団』と言います。

あなたの組織はどうでしょうか?

そもそもチームコーチングとは?

コーチングは1対1ですが、チームコーチングは1対マスになります。

チームコーチが集団に対して問いを投げ、その問いについて、集団で考えて一つの結果をまとめ上げます。
このまとめ上げる作業が非常に重要で、まとめ上げる過程で様々な人間的特徴が現れ始めます。
その組織の人間関係が分かったりします。
そして、まとめ上げる際には、多数決で決めません。
必ず全員一致でまとめ上げていきます。

全員一致でまとめ上げていく過程で、いろいろな意見が洗い出され、加えて新しいアイデアなどが出て、最終的には一つの答えに達するのです。
そうすることにより出てきた結果に全員が所有感を持つのです。
所有感を持つということは、自動的に責任も発生します。

この責任が個々のメンバーやメンバーの人間関係をも肯定的に変えていくのです。
一言で言えば『決めたからやる!』になるのです。
そして、『やる!』には、それぞれの協力も仰いだり、委ねたり、相互のやり取りが深まっていくのです。


実際のチームコーチングの事例

さて、私が扱ったチームコーチングの事例を少しだけ紹介します。
(このサイトにある2023年7月14日に書いたブログを参照ください)

ある社長にエグゼクティブ・コーチングを行い、そこからチームコーチングに発展した事例ですが、社長の望みは二つあり、一つは『阿吽の呼吸の幹部』が欲しい。
そしてもう一つと『事業継承』でした。

このときは、社長が選んだ経営幹部11名に対してチームコーチングを行いましたが、セッションを重ねる度に、お互いが正直な意見を交わすようになりました。
そして、相手の意見を評価や批判せずに、受け取るようになったのです。
言い換えると、自分と他の人との違いを受け入れ始めたのです。

人は、どうしても自分が正しいという潜在的な観念を持っています。
この観念がいろいろな評価や判断をして、時には人を批判してしまうこともあるのです。

セッションを重ねる度に、お互いの信頼関係が増していき、同時にお互いの距離感も近くなっていきました。
それは、あるテーマをディスカッションする際のメンバーの立ち位置、距離感からも感じることができました。

また、ディスカッションの際の声の大きさにも変化を感じることができました。
メンバー全員の声が大きくなってきたのです。
風通しが良くなった、心理的安全性が増したということです。
声はエネルギーですから、チーム全体のエネルギーも上がっていきました。
そうすることにより、できあがる成果も目覚ましく変わっていきました。
結果が変わり始めたのです。
1+1が2以上の結果を出し始めたのです。

今回のチームコーチングでは、4回のセッション(全5日間)でしたが、初回のセッション終了時に社長がうれしさの余り、涙ぐみながら話をしていたのが印象に残っています。
『こういう組織が心から欲しかった』と。

全てのセッションを終えた後、今度はその会社の営業チームのチームコーチングの依頼を受けました。

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