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『問い』により人生が変わります

普段、日常で皆さんは、どれだけの『問い』をお持ちでしょうか?

例えば、休日の朝のひとときです。
目が覚めたあと、布団の中で『さて、今日は何をしようかな?』と思ったりしたことがありませんか?
これは、ふと思ったことかもしれませんが、これは『問い』になります。
『今日は、何をしようかな?』と思うと、脳は自動的にその答えを探しにいき始めます。

『そうだ、今日は、○○をしよう』と思いつくと、そこで自問自答は終わるでしょう。
人によっては、『じゃぁ、いつ○○をする?』と問いかけ、
その答えが出たところで終わることもあるかもしれません。
また別の問いかけをする人もいることでしょう。

しかし、コーチングの場合は、まだ続きます。
『なぜ、○○をしようと思ったのか?』とさらに問います。
『目的』の問いに入るわけです。
目的に入る問いかけをすると、それをする意味を考えたりするようになります。
これが、物事への意味づけになります。
人は、この意味づけが明確になると、モチベーションが上がることがあります。

『それをすると、私にとって、どのような良いことがある?』
と問いかけてみるのも良いかもしれません。

人は、普段、何気に思っていることを、しっかりと問い続けることがあまりないと思っています。
理由は、簡単です。
忙しいからです。

忙しいと書くと、違うことを考えてしまうかもしれませんが、忙しいのは脳なのです。
人の脳は、常にいろいろなことを考えています。
脳が何かにじっくりと止まっていることは、余りありません。
何かを考えていると、他の何かが思い浮かんだり、突然、別のことを考えたり、
また視界に入ったものに意識が向いてしまったりと、脳は忙しいのです。

実は、この『問い』を持つことと、自分に問いかけることは、大切なことなのです。
理由は、脳を止めるからです。
人の脳は、質問をされると自動的にその答えを探しにいく傾向があります。
ですから、先ほどの『なぜ、○○をしようと思ったのか?』と問いかけ、
その答えが出るまで考えると、脳がじっくりと止まってくれます。
自分の内側に入っていけるのです。
そして、自分の内側には、あなたが大切にしているもの(価値観)がたくさん詰まっています。
その価値観に触れる良い機会となるのです。

世の中で成功している人は、自分に対して大きな『問い』を持っています。
その大きな『問い』とは、
『私は何のためにこの世に生まれてきたのか?』
です。

歴史上の人物であなたは誰が好きですか?

私は、坂本龍馬が好きです。
この坂本龍馬も自分に対して大きな『問い』を持っていました。
日本を洗濯するために・・・という大きな『問い』の答えを持っていました。
人は、大きな何かに向かって動いている人物に惹かれるようです。

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